RALPH LAUREN
「木馬を作ってほしい」と 舞台関係の会社をやってる友人から電話で頼まれ子供用だとばかり思い込んでいて、あとで詳細を聞いてビックリ!
なんとそれは "等身大の馬" でした。
ニューヨークのラルフローレン本店には第一次大戦時代?のアンティークの木馬(耳は取れた状態)があるらしく、今回原宿の本店にも飾ることになったそうです。
ちゃんとした図面も無いまま "おまかせ" ということで、納期は1ヶ月しかありませんでした。
材料は国産の杉とヒノキを使うことに決め、知り合いの棟梁のお知恵を借りたり、見ず知らずの大工さんが家を建てるために使おうとしていた6メートルの梁材を製材所で無理言って分けてもらったり、総重量のことを考えたりしながら、無我夢中でどうにかこうにか納品することができました。
2011年に作ったこの等身大の木馬は中国などアジアの各店舗を巡回しているらしく、今はどこの国にいるのかわかりません。
またいつか原宿に帰ってくる日を待っています。