新宿OZONE
個展 "ORGANIC LIFE"
コンクリートに覆われた都市にこそ天然木の家具が必要だという思いで作品を作ってきたので、OZONEのような最先端のインテリジェントビルで個展を開くことができ、ほんとうに運が良かったと思います。
もちろん当然ですが現実は甘くはなく、すぐ下の階のコンランショップにはお客さんが溢れるほどいましたが、無名のアーティストの個展ごときではなかなか登って来てはくれませんでした。
今思うと、今まで誰も見たことが無いくらいの荒っぽい仕上げの作品もあったので、
「釘が見えてていいの?」
「日曜大工の延長?」
「これはまだ製作途中ですよね?」
みたいな感じだったのかもしれません。笑
この頃はまだまだ "オーガニック" という単語もほとんど認知されていない時代でした。