maru-furniture

Masahiro ISHIMARU / Furniture and spatial artist    

Profile

f:id:maru-furniture:20180604110328j:plain

家具アーティスト

石丸正広

1961年 長崎県佐世保市生まれ

1993年の個展 “ ORGANIC LIFE ” において日本で初めて“オーガニック”というキーワードを提唱し、化学物質などを含まない木の造形家具を発表する。

CINEMA CITYの家具をはじめ、大量の竹を使った写真展( BENETTON )の施工や等身大の木馬製作( RALPH LAUREN )など、天然素材への強いこだわりは空間設計にも活かされている。

 

Masahiro Ishimaru

Furniture artist

Born in Sasebo City, Nagasaki Prefecture in 1961.

Starts to design furniture simultaneous while working with stage acting. In 1993, he became the first person in Japan to advocate the keyword “organic” and present his unique furniture in his individual exhibition.

His works include ones that used an abundant of bamboos (BENETTON) and a life-size rocking horse (RALPH LAUREN). His strong passion for natural materials is also best shown in space designs of galleries and offices.

 

1961年   長崎県佐世保市生まれ


80年代『演劇集団 円』研究所から 『ブリキの自発団』に入り、舞台美術に携わりつつ 独学で家具を作り始める。


1993年  個展 “ORGANIC LIFE /有機生活”

            【オーガニック】というキーワードを

              日本で初めて提唱。

              高円寺COMPLEXギャラリー              

                    

1995年   個展 “ORGANIC LIFE /有機生活”

                <新宿OZONE

1996年   立川 CINEMA CITY 各フロアに家具

               を製作。

1998年   Hotel Le Meridien Grand Pacific Tokyo      

               に巨大な  “竹のやぐら” を製作。 

                <BENETTON 写真展>

2003年   東儀秀樹ライブステージに

               “花のオブジェ”  製作。

              <サントリーホール

2004年  "Intercoiffure World Congress Tokyo"

              (ヘアメイク世界大会)において

               パーティー会場をデザイン。

             “JAPANight” <ホテルメリディアン>

2006年   “ART de WAKATTA/アートで暮らす” 

               企画 出展。黒田泰蔵、羽良多平吉、    

               森脇裕之、駒尺喜美、他。

2008年   MATOI PUBLISHING本社の家具、

               照明などを製作。

2011年  ラルフローレン原宿本店に 

            『等身大の木馬』を製作。

            『神楽坂・光鱗亭ギャラリー』 

               設計・施工。

2012年   個展 “ KAGULESS ” 

              <神楽坂・光鱗亭ギャラリー>

2013年 『SAKURA PROJECT』設計・施工 

              <ルミネ各店>

2015年 個展 “JAPANeeds concept"

              <神楽坂・光鱗亭ギャラリー>

2017年 個展 “金の生る木” 

               < ATOM CS TOWER 新橋 >

 

 

 


*家具や店舗改築などのご相談、

    お気軽にご連絡ください。

 


石丸正広 Masahiro Ishimaru

東京都中野区在住  Nakano, Tokyo, JAPAN

mobile  090 2180 4192

dian_ishimaru@yahoo.co.jp

https://www.instagram.com/masahiro.ishimaru

 

 

 

木の色

f:id:maru-furniture:20180321100843j:plain 

25年位前にオーダーで作ったケヤキのテーブルです。

建替えの際、その家の大黒柱だった欅の木で作りました。

汚したくないからニスを塗ってほしいと言われたのを説得して植物性のオイル仕上げにさせてもらいました。

当時は木のテーブルにはニスを塗るのが当然で、教本にもそう書いてありました。

ニスや着色料などの油性塗料の注意書きには、マスクをして窓を開けて塗るようにと明記してあります。もちろんそうしないと臭くて頭がクラクラして作業なんてできません。


ということは身体に良くないものを食事するテーブルに塗ってるわけで、どう考えても納得できませんでした。


その後ドイツ製の自然塗料などが入ってきてだいぶ状況は変わってきてはいます。


木のテーブルは使っていくほどにいい色になっていくのが魅力だと私は思っています。


*家具や店舗改築などのご相談、

    お気軽にご連絡ください。

    090-2180-4192

    dian_ishimaru@yahoo.co.jp

    石丸正広

 ☆インスタグラムもよろしくお願いします

https://www.instagram.com/masahiro.ishimaru








板張り

f:id:maru-furniture:20180203142435j:plain

フローリング材はカタログから選ぶのが一般的ですが、私は香りのいい国産の杉やヒノキの板が好きです。

時にはあえてキッチリした仕上がりにならないように板を張っていきます。


写真は古いビルをリフォームしたオフィスです。

大量のPCケーブルが床下を通るように、固定してない板もあります。

この時は工事費を節約するため社員の人たちも釘打ちに参加してくれました。


"釘打ち" って楽しいですよ〜




*家具や店舗改築などのご相談、

    お気軽にご連絡ください。

    090-2180-4192

    dian_ishimaru@yahoo.co.jp

    https://www.instagram.com/masahiro.ishimaru

石丸正広

    Masahiro Ishimaru





鹿の角

鹿の角を使った作品を頼まれたことがあります。

 

グラインダーで加工すると粉塵も匂いも強烈なのでマスクは必須でした。

 

ある人に 「鹿の角は漢方薬にも使われるくらいだから吸っても平気だよ」

さらに、

龍角散の角は鹿の角だよ」   と!。

 

翌日からは当然マスク無しで作業 。

 

確かに咳が出なかった … ような ..... 。

 

反対に元気が出たような!!??

f:id:maru-furniture:20180131172323j:plain

Deer horn lamp , coat hanger   2007

 

 

*家具や店舗改築などのご相談、

    お気軽にご連絡ください。

    090-2180-4192

    dian_ishimaru@yahoo.co.jp

    石丸正広

    Masahiro Ishimaru

   

 

 

”大草原の小さな家”に憧れて

 

f:id:maru-furniture:20180126143429j:plain

これは1990年に初めてオーダーを受けた家具です。

当時 身の回りにあった家具のほとんどが化粧合板でできていました。

大草原の小さな家”に出てくるような木の家具にあこがれ、大道具のアルバイトをしながらアーリーアメリカン調の家具をただひたすら作っていた頃、知り合いの方が注文してくれました。

もちろん作り始めたばかりの私に対する"ご祝儀"だったと思います。

とても思いで深いキャビネットです。

 

その後3年くらいはこういった家具に夢中になっていましたが、ある時ふと気が付きました。

 

"こういう家具はアンティークショップにたくさん並んでいる"

 

家具を生業にしたいなら "今まで誰も見た事の無いもの" を作るしかない!

 

と。

 

美術も建築も学校で学んだことはありませんでしたが、

何も知らないが故の怖いもの知らずでした。

 

今思うとぞっとします。

 

 

 

 

 *家具や店舗改築などのご相談、

    お気軽にご連絡ください。

    090-2180-4192

    dian_ishimaru@yahoo.co.jp

    https://www.instagram.com/masahiro.ishimaru

 

石丸正広

 

 

 

 

 

 

 

 

木のこと

f:id:maru-furniture:20180122190809j:plain

VEGETATION Ⅱ / table   1993

AUXIN / chair  1992

 

私の家具は杉やひのきなど香りのいい日本の木材を多く使っています。

丸太から製材された板を自然乾燥して使いますが、天然の木は家具になってからも呼吸をし続けているので伸び縮みしたり反ったりもします。

 

一般には 合板や集成材で作られたものも “木の家具” といわれていますが、合板はチップされた木と接着剤や薬品などを使って工場で作られたものです。

80年代に家具を作り始めた頃は手間がかからなく便利なので使ったこともありますが、当時の合板は質も悪く、吸塵の設備も持っていなかったので夜中に咳き込んだりすることもしばしばありました。

アルバイトで大量の合板をワゴン車に積んで建築現場まで運んだ時は、目が開かないくらい強烈な匂いで車の窓を全開にして走っていました。

そういった合板の上からさらにシンナー系の塗料を塗ったりすることもあたりまえのように行われていました。(今でもありますが…)


人が暮らす空間とは到底思えませんでした。

 

作業する人にも安全で化学物質などを一切含まない自然のままの家具を作りたいと思うようになり、1992年に "SEQUOIAという本棚を作りました。

f:id:maru-furniture:20180122120731j:plain

木の香りいっぱいのこの本棚は家具になってからもパチパチと音を出すことがあり、まさに呼吸し続ける生き物 (有機物) のようでした。

コンクリートとガラスで作られた都会の無機質なビルにこそこういう生きている家具を置いてみたいと考えるようになり、1993年に初めての個展 "有機生活/ORGANIC LIFE" を開くことになりました。

 

当時日本で "有機" というと、有機水銀や有機リン酸など農薬とか公害病のようなマイナスのイメージしかありませんでした。

農業の分野でも印象が良くないという理由で有機農法ではなく自然農法と呼んでいた時代でした。

 

悪いイメージしかなかった "有機" という単語でしたが、呼吸する生きている家具を表現するためにあえて「有機生活」というタイトルを付けました。


個展のパンフレットをデザインしていただいた羽良多平吉さんから原稿を英訳してくるよう指示を受け、"有機" を辞書で調べた結果、 "ORGANIC" 

という単語に行き着きました。


当時(1992年) の英和辞書によると、

 

"組織の"

 

"流線型の"

 

"植物っぽい" 

 

などと訳してあり、

最後に "有機的な" と載っていて 今のような健康的な意味合いなどは感じられませんでした。


 f:id:maru-furniture:20180420141640j:plain

当時の "日経イメージ気象観測"という月刊誌に個展のことが掲載され、日本で初めて "ORGANIC" という単語が使われました。

 

 また、93年の個展中に "ORGANIC LIFE" のパンフレットを持ち帰った人の中に ある大手企業の人がいました。

その後しばらくして " オーガニック〜 " という商品名(飲み物)のテレビCMが始まり、

オーガニックという単語は日本中で一気に広まり、"オーガニックコットン"とか"有機野菜"など健康的なイメージで使われるようになりました。

 

以来、店舗やオフィスの改築などにおいても、化学物質を含まない材料や自然塗料にこだわり、“木の香り” を大切にした作品を作り続けています。






*インスタグラムもよろしくお願いします。

https://www.instagram.com/masahiro.ishimaru

 

 

 

 

 

 

*家具や店舗改築などのご相談、お気軽にご連絡ください。 090-2180-4192      dian_ishimaru@yahoo.co.jp 石丸正広